本財団は、設立趣意書に基づき、次世代をになう人材の育成を図るため、経済上の理由により
大学に進学が困難な事情にある方に、大学在学の期間、奨学金を支給します。
この奨学金は、返済の義務はなく、将来の就職等についても、何等の義務もありません。
学校教育法による大阪府内の高等学校(国立・公立・私立の全日制・定時制・通信制のいずれでも可)に在学し、令和7年3月卒業見込の者で、人物・学力ともにすぐれ、かつ向学心に燃えているが、経済上の理由により大学に進学が困難な事情にある者であれば応募できます。
但し、令和7年4月に学校教育法による日本国内の国立・公立・私立のいずれかの大学(夜間学部・通信学部および短期大学を除く)に進学することが条件です。なお、他の奨学金制度との併用も可能です。
応募者は、下記の書類を財団宛に、「奨学生応募書類在中」と明記し、学校長を通じて提出してください。
(提出書類はお返しいたしません)
募集期間は、令和6年9月1日~30日(当日消印有効)です。
- (1) 奨学生願書および奨学生推薦調書
この募集案内の別添用紙に必要事項を記入してください。
なお各高等学校からの推薦は1校1名とさせていただきます。- (2) 成績証明書
第1学年から直近までの成績証明書を添付してください。
(3学期制の場合は最終学年第1学期、2期制の場合は可能であれば最終学年前期までのもの)- (3) 家族の所得を証明する書類(正本とする)
例えば、給与所得者は前年分の源泉徴収票、給与所得者以外は税務署または地方公共団体による前年分の
所得を証明するもの等。- (4) 本人の写真
最近6ヶ月以内に撮影の上半身正面向き(縦4cm×横3cm以上)のもの1枚。
- (5) 小論文
「10年後の私」というテーマで400字詰め原稿用紙2枚程度。
- (1) 第1次選考
奨学生志望者から提出された応募書類をもとに、おおむね令和6年10月末までに、選考委員会において書類選考を行います。
- (2) 第2次選考
書類選考に合格した者について、令和6年11月〜12月初旬頃、選考委員による面接選考を行います。選考日は
改めて通知します。- (3) 面接選考の結果
奨学生として内定した者に対して、本人にその旨を通知するとともに推薦した高等学校長に通知します。
なお、奨学生予定者が大学に入学したときは、直ちに「入学したことを証する書類」
(在学証明書原本及び合格通知書写し)を、提出してください。
奨学生の採用は、「入学したことを証する書類」を、提出し、当財団が受理したときに決定します。
奨学生は大学における正規の最短修業年限について、月額5万円を給付します。
奨学金は本年4月から6月分の3ヶ月分を6月末日に、以降3ヶ月ごとに3ヶ月分を給付します。
奨学生が不適切な行為があったと当財団が認めた場合には、奨学金の給付を停止又は廃止する場合があります。
(1)奨学生は、年度末ごとに在学証明書及び成績証明書を理事宛に提出しなければならない。
(2)奨学生は次のいずれかに該当する場合には、すみやかにその旨を理事長宛届け出なければならない。
・ 休学、復学、転学又は退学したとき
・ 停学その他の処分を受けたとき
・ 氏名、住所その他重要な事項に変更があったとき
・ 留年又は卒業延期の恐れが生じたとき
奨学金の応募書類に記載された個人情報は、本制度のために利用され、その他の目的には利用されません